トライアスロン初心者必見!水泳トレーニングに欠かせないプルブイの使い方と効果について、詳しく解説します。プルブイの使い方を正しく理解し、効率的な泳ぎを目指しましょう。また、プルブイを使うことで、腕や胸などの筋肉を鍛えることができます。泳ぎのフォーム改善にも役立つプルブイのトレーニング方法をご紹介します。さらに、プルブイの種類や選び方についても解説します。トライアスロン初心者の方はもちろん、水泳に興味がある方にも役立つ情報が満載の記事です。
トライアスロン水泳のトレーニング方法について
プルブイの種類と選び方
様々な種類のものがありますが、大きく分けると2つ。
・ビート版タイプ
・ひょうたん型
多くのアスリートがこのどちらかを使用しています。
ビート板タイプ
こちらは下のひょうたん型よりも一般的に浮力が大きく足が浮きやすいです。
ですので、しっかりと足で挟まないと外れやすいです。
また、浮力が大きいので腰を剃りやすく、体幹で少し下方向に押さえつける必要があります。
足が浮きやすいので、プル動作(手の回し)に特に集中したい方はこちらがおすすめです。
ビート板としても使いやすいです。
一般的なビート板よりも浮力は小さいので、キック力強化にも役に立ちます。
ひょうたん型
こちらは、上のビート板タイプと比べてコンパクトで、浮力が少し小さいです。
足の自由度はこちらの方が高いです。
形が滑らかなデザインで足が引っかかる場所も少なくキックを打つこともできます。
プル動作に集中しながらも、姿勢や、ポジション、キック動作もバランス良く練習したい方にとってはこちらがおすすめです。
プルブイを使用するメリット・デメリット
メリット
楽に長く、速く泳げるようになるポイントとして、上半身をうまく使えるようになることがまず最初に挙げられます。
水泳の基本は、蹴伸び(姿勢)。そして推進力となるプル動作です。
プルブイを使用することによって、プル動作に集中しやすくなります。加えて、正しい姿勢の練習や、ストローク動作に必要な筋力強化をすることができます。
- 泳ぎのフォーム改善に役立つ:プルブイを使うことで、上半身の力点が前に出て泳ぎのフォームが改善されることがあります。
- 筋力トレーニング効果がある:プルブイを使うことで、特に腕や胸の筋肉を中心に鍛えることができます。
- オープンウォータースイミングに有効:波や風による影響を受けやすいオープンウォータースイミングにおいて、プルブイを使うことで泳ぎの安定感が増します
デメリット
- 泳ぎのバランス感覚が鈍る:プルブイを使いすぎると、上半身ばかりに力が入ってバランス感覚が鈍ることがあります。
- 腕の負担が大きくなる:プルブイを使うことで腕の負担が大きくなるため、肩や腕に負担がかかることがあります。
- レースでの使用が制限される:公式レースではプルブイの使用が制限されることがあるため、競技に参加する場合は注意が必要です。
プルブイを使った泳ぎのフォーム改善方法
- 安定させるキックを意識する(進むためではなく安定させる):プルブイを使うことで上半身が浮きやすくなり、自然と脚の使い方が少なくなりがちです。キックを使用しないと姿勢がぶれやすくなります。そのため、姿勢を安定させるキックを意識して足を使い、全身で泳ぐようにしましょう。
- 上半身のローテーション(ローリング)を意識する:プルブイを使うことで上半身の力点が前に出やすくなりますが、上半身のローテーションを意識することで効率的な泳ぎが可能になります。ローリングを使うことによって、楽に泳げるようになります。
- ストローク数を減らす:プルブイを使うことで泳ぎの抵抗が少なくなり、スピードが上がるため、ストローク数を減らすことで効率的に泳ぐことができます。数を数えたり、パドルをつけるのもいいと思います
- フォームチェックをする:プルブイを使った泳ぎは、フォームが乱れやすいです。プルブイばかりではなく定期的に全体のフォームチェックをすることが大切です。自分でできるようであれば、ビデオ撮影して確認することもおすすめです。
以上が、プルブイを使った泳ぎのフォーム改善方法です。ただし、プルブイを使うことでバランス感覚が鈍ったり、腕の負担が大きくなることにも注意が必要です。適度に使用し、バランスの取れた泳ぎを目指しましょう。
コメント